私立小学校の事情について調べています

私立小学校。田舎に生まれ育った私と妻には全く縁のなかった世界です。しかし、幸か不幸か、今は東京都に居を構えていることもあり、知らず関せずでいるわけにはいかないなぁといろいろ調べています。気になったことは一通り調べてみたくなる性分なのです…。

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きっかけ

私立小学校に意識が向いたきっかけは、妻の職場での先輩ママたちとの会話。

  • 小学校高学年になると毎日塾で、子どもの帰宅が一番遅い
  • 土日も勉強ばかりで、一緒に遊びに行ったりしにくい
  • 小学校の頃は受験勉強のほかに学ぶことがたくさんあるはず
  • 小学生の頃くらいはノビノビ遊ばせてあげたい&いっしょにいろんなところに出かけたいけど…。中学生になったらもう親とは遊んでくれないだろうし。

という、中学受験に向けた準備の大変さ、親子での余暇の時間が取れない、これでいいんだろうかという悩みです(中学受験準備は6年生からでOKだったという人も相当数いました)。

そもそも、なんでそんな大変な思いをして中学受験するのかについても、中高一貫の学校が増えてきて高校からの募集が減り選択肢が限られるといった、都市部なりの事情があることもわかりました。

自分のことを振り返ってみても、小学校の中高学年は、親と遊びに行ったり、友達と釣りに行ったり、ミニ四駆に熱中したりと、その後の自分の人生に大きな影響を与える、とても貴重な時期でした。

そんな時期を受験勉強一色にしないですむ方法があるのであれば…ということで私立小学校のことを知りました。妻の職場の先輩ママの中には、私立小学校に通わせている方もいてそちらの話も聞くことができたのです。

小学校受験事情

夫婦とも地方出身で、小学校受験はおろか、中学校受験すら情報を全く持っていないので、手っ取り早く事情をつかむためにムックを購入しました。

いや、なにもかも別世界…。関連する情報がコンパクトにまとまっておりとても参考になりました。

私立・国立小学校に通う子の割合は

  • 東京都23区 5.0%
  • 京都市・大阪市・神戸市 4.0%
  • 横浜市 2.9%
  • 全国 1.8%

意外に多いんだなぁという印象を持ちました。

受験の理由は、

  • 私立小憧れ型「学校の教育環境の素晴らしさ、環境の豊かさを知人から聞いて」
  • 中学受験回避型「中学校受験では受験勉強が大変そう。」
  • 国立小志望型「学費が公立と同じなのに、いい教育を受けられる国立小に挑戦させてみたくなって。」
  • 公立小不信型「近所の公立小学校の様子を聞いて、公立にはいかせたくなくて」

が多いとのこと。我が家の場合は、「中学受験回避型」がきっかけでしょうか。また、もともと、幼少期・少年期にいろんな経験・体験をさせることが、人生を素敵なものにできるという考えをもっているのでその点では潜在的に「私立小憧れ型」も当てはまりそうです。

おすすめスケジュール(年少の冬あたりから調査開始、年中のうちに候補を見繕っておく)、学費、学校のタイプ分類(中学受験重視型、大学受験重視型、エスカレーター型)、「お受験」ファッションについても紹介がありました。

我が家の調査活動

私立にするか公立にするかまだわからないけど、調査だけはしてどちらになってもいいよう、選択肢だけは増やしておこうということで、説明会には時間を作って参加してきました。

はじめに参加したのは、私鉄沿線の学校が一堂に会して説明ブースを設ける合同説明会。年少終わりの頃でした。

こういった合同説明会は、手っ取り早く各学校のパンフレットを集めるにはもってこいの機会です。各校の先生も説明に来られているので、話も聞くことはできますが、大変混雑するので、パンフレット収集&雰囲気を感じる程度にしておくのがいいような気がします。

春になると、各学校独自の学校説明会・オープンスクール(校舎施設見学、授業見学)が始まります。物理的に通える学校で気になる学校の説明会に何度か参加してきました。

この学校説明会・オープンスクールがとても参考になります。その学校の特徴、重視していることがすぐにわかります。一回行くだけで「あ、この学校はないな…(うちには合わないな)」がすぐにわかります。教育方針だったり、環境だったり、自分が知っている小学校とはずいぶん違うようだ…ということもわかりました。

説明会は、いわゆるお受験ルックで参加されている方が多いです。この点初めて参加した時には圧倒されました。スリッパや、サブバッグにもお受験用のがあることにびっくり。私はあまり気にせず、ビジネスカジュアルで通していました。

男性の場合は、黒、濃紺以外のスーツや、私のようにビジネスカジュアルのかたもちらほらいるのですが、女性の場合は紺スーツ以外の方は少なかったです。個別相談などしないのであればどんな服装でも構わないのでしょうが、黒、濃紺のスーツがあるのであればそれにしておいたほうが、ソワソワしなくておすすめです(浮いてしまうので)。

子ども(受験する本人)は、年長になってから連れていくようにしたほうがよさそうです。年長であれば、ちゃんと集中して話を聞けそうですし、自分のことととらえることもできていそうです。まだ年中だったので私が説明会に参加し妻と息子は別行動でした。

どうしようか…

一番のネックは学費…。大学に通わせるのと差がないくらいかかります。常に雇用不安と賃金下落圧力にさらされている私には大きな大きな大きな負担。耐えきれるかどうか自信がありません。

高くていいのは当たり前。学費で生活に余裕がなくなってしまったらそれこそ本末転倒です。「足るを知る」をわきまえ、どうするのがよいのか検討を続けていく予定です。

次のアクションは公立小学校見学の予定です。

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