子どもの写真を上手にとるコツ

先日、保育園でのイベントで撮影した写真を、友達のパパママにお配りしたさい

  • 「どうすればこういう写真が撮れるんですか?」
  • 「自分がとるとなんかかっこよくないんです」

というコメントをいただくことができました。

自分も、すごくカメラがうまいわけではないのですが、パッと見の印象が変わる心当たり、というか、自分でブレイクスルーだったなと思うコツがあるのでご紹介いたします。

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構図を意識する

写真を見たときの印象を大きく左右する要素の一つが構図。

写真には、他にも露出や、色や、ボケ具合など様々な要素がありますが、ピントが合っていて構図が良ければ、それなりになります。そして、カメラがどんなによくなって自動機能が進化したとしても自動にならないのが構図です。

  • 被写体を中心からずらして配置する(日の丸構図にしない)
  • 人物の場合、視線の方向にスペースを空ける

を意識するだけで写真の印象がかなり変わります。

中心からのずらしかた、スペースの空け方に関しては、以下のような経験に基づく構図パターンがあるのでこれを参考にするとよいでしょう。

  • 3分割構図
  • レイルマン構図(レイルマン比率に基づく分割)

それぞれの単語を検索すると解説や作例がでてきます。また、日ごろ、いいなと思う写真の構図も、気を付けてみているとこういった構図になっていることが多いものです。

一つテクニックがあって、フォーカスポイントがずらせるカメラの場合、フォーカスポイントを、たとえば縦横3分割線の交点に移動しておくと、自然と日の丸構図をさけることができます(カメラに詳しくない妻にとってもらった写真でも自然と3分割構図になります)。

目線の高さをあわせる

大人と子どもでは身長に差があります。何も意識しないで写真を撮ると、どうしても上から撮影することになります。上から撮影すると、なんとなく幼い印象になる気がします。

撮影するときに膝を落として、子どもの目線でカメラを構えるだけでだいぶ印象が変わります。幼さがすこし下がって凛々しくなる感じです。

ポーズをとらせない

カメラを構えると、条件反射的にポーズ(顔をつくる、ピースサインなど)を作ってしまうことがあります。すると、どこで撮っても同じような表情になってしまい、少々面白みに欠けます。

なかなか難しいのですが、写真を撮るということを意識させない、ポーズをとらせないようにすると自然な表情をつかまえられることがあります。

自分がよくやるのが

ポーズをとったら、ファインダーから目を外して「○○ちゃん、ポーズとらなくてもいいんだよ。ポーズしなくったってかわいいんだから」と話しかける
→照れてニコっとした瞬間をパシャ

です。なんどか繰り返しているとポーズをとるのが面倒になるのか、カメラにかまうのが面倒になるのかそのうちポーズをとらなくなるようです。

また、何度も使える手ではないのですが

カメラを連射モードにして、ずっと連射し続ける
→パシャパシャパシャ…と延々と音がなってシャッターが切られていく&いつ終わるの?とおかしくなって笑う

というのもあるようです。

どうしても目線が欲しいときには(一眼レフでしか使えませんが)

「カメラさんのおめめ、どうなってる?」と聞きながら、シャッターをパシャパシャ

が効きます。一眼レフの場合、レンズの奥が黒→白→黒や、補助光の赤になったりと目まぐるしく変わるのでレンズを見つめてくれます。ただし、真剣に見るので笑顔ではなくなるのが難点です。

さらに学ぶためには

以上、すぐに効果のでそうなコツをご紹介いたしました。もっと他のコツも知りたいな、という場合はやはり専門の書籍にあたるのがよいとおもいます(ブログ記事などでもよいのですが、体系立てて一気に読むほうが理解がすすみます)。

  • 「写真の撮り方」を扱った本・ムック
  • 「カメラの機能・理論」を扱った本・ムック

をなんでもいいので1冊ずつながめてみるのがおすすめです。

私が読んでおすすめできると思えるものをご紹介します。

どんどん写真をとって、お子さんの素敵な笑顔、かけがえのない瞬間を写真に残して行きたいと考えております。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

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